ネットショップ、個人、中規模の相談事例
1.初回ご相談
長期間無申告が経過しており、最初は赤字だったようですが年々上がってきており、申告していないことが不安になったとのこと。
状況を確認、おおよその年商等も把握し、5年分の確定申告を受託しました。
また、消費税についてもおおよその想定売上から消費税の納税義務がありそうな年度を確認。
正確には資料を全て処理した後に、消費税の申告年分をお伝えすることとしました。
2.資料収集
資料については、5年分の請求書、領収書等をお預かりしまいた。
ネットショップなので、通帳の量がかなり多かったです。
ネットショップということで、売上の方はほぼ振込なので、売上金額の把握は比較的簡単にできました。
仕入れも振込等が多く、全体像把握はそう難しくありませんでした。
一部通帳がない期間があるため、金融機関に確認して過去履歴を出力依頼してもらいました。
3.帳簿作成
帳簿を作成するにあたり、大量の通帳や領収書を順々に処理。
小売業なので、各年度の在庫についても在庫表を作成してもらました。
事業所までお伺いさせていただき、私たちも在庫を目視で確認。こういう目で確認することも大事な仕事の一つです。
売掛についても確認。ネットショップの取引形態は実店舗とは違い、いささか特殊なところがあります。
媒介業者ごとに、どういった取引内容なのか、確認して作成しました。
4.年末調整について
社員さんを雇用されていたので、年末調整の手続きを5年分行いました。
年末調整も5年分となると大変ですが、扶養控除等異動申告書の確認や各種保険料控除等、全て順々に確認しました。
5.所得税等について
所得税についてはかなり在庫があったので、予想よりは低くなりました。
消費税についても、納税義務のある年度の確認ができていたので、その年分のみ申告。
ただ、量が多かったため、消費税のチェックも時間を要しました。
6.弊所料金について
所得税申告料が198,000(税込)×5年分、消費税申告料、記帳代行料、年末調整料、お値引きを入れさせていただき、990,000円(税込)でご契約させていただきました。
ネットショップは記帳代行する量が多い場合がほとんどですので、記帳代行料がかかります。
※ 情報が特定されないよう、若干の加筆・修正を加えています。